今回は看護師国家試験の合格ラインについて書いて行きます!!!これから受験する人、受験したけど結果が不安という人に是非読んでいただきたいです!
看護師国家試験の傾向と対策についてのブログもあります。傾向と対策を理解して学習することは国試合格にとても重要なので、是非ご覧ください♡↓↓
目次
看護師国家試験の過去5年の合格率
全体の合格率
受験者数(人) | 合格者数(人) | 合格率(人) | |
---|---|---|---|
第104回 | 60,947 | 54,871 | 90.0% |
第105回 | 62,154 | 55,585 | 89.4% |
第106回 | 62,534 | 55,367 | 88.5% |
第107回 | 64,488 | 58,682 | 91.0% |
第108回 | 63,603 | 56,767 | 89.33% |
約9割の人が毎年合格しています。ここから、看護師国家試験は落とすための試験ではなく基本知識確認の試験であることがわかります。
また、毎年必ず9割の人が合格できるという事は、正しく国試の傾向を掴み勉強すれば受かる試験です!
新卒者・既卒者別合格率
新卒者 | 既卒者 | |
---|---|---|
第104回 | 95.5% | 39.2% |
第105回 | 94.9% | 35.5% |
第106回 | 94.3% | 35.6% |
第107回 | 96.3% | 44.5% |
第108回 | 94.7% | 29.2% |
平均 | 95.14% | 36.8% |
新卒者より既卒者の方が合格が難しくなっているのがわかると思います。既卒の新鮮な知識がある内に合格しておきたいですね。
必修問題について
必修問題は午前25問、午後25問で1問1点なので、合計50点になります。
合格ラインについて
必修問題は、皆さんもご存知だと思いますが80%以上が合格ラインになります。ですが、不適切問題があった場合のみ、40点に達してしなくても合格となる場合があります。
まずこの必修問題をクリアしない限り合格はあり得ないので、この点数でドキドキしている方もいっらっしゃるのではないかと思います。
一般・状況設定問題について
一般問題が130問で1問1点で、状況設定問題が、60問で1問2点。合わせて250点になります。
過去の合格ラインについて
一般・状況設定問題の合格ラインは、その年によって変動します。毎年大体9割の人が合格するように合格ラインを調整しています。その年の試験がやや簡単で得点が高い場合は合格ボーダーラインが高めになりますし、逆に難しい試験だった場合は平均点が下がり合格ボーダーラインも低めになります。
過去5年の合格ライン
得点(点数/満点) | 得点率 | |
---|---|---|
第104回 | 159点/248点 | 66.8% |
第105回 | 151点/247点 | 61.1% |
第106回 | 142点/248点 | 57.2% |
第107回 | 154点/247点 | 62.3% |
第108回 | 155点/250点 | 62.0% |
平均 | 152.2点 | 61.88% |
過去5年の合格者推移は表のようになっています。
不適切問題について
不適切問題となる理由としては、
①「問題としては適切だが、受験生レベルでは難しすぎるため」
②「選択肢に正解がない」
③「複数の正解がある」
があります。これらの問題がどのような扱いになるかで、点数が変わってきます。
毎年の9割の看護師が合格できるようにこの不適切問題で点数を操作されているのも事実です!なので、必修40点以上取れていなくても希望を捨てないでくださいね!
採点対象から除外する。
採点除外対象の問題が出た場合、必修問題ですと、40問以上正解していなくても、8割以上の正解となる事ができます。
例:必修問題39点、不適切問題2問。
こうなると点数は、39点/48問中となり、正解割合は81%になります。
複数の選択肢を正解として採点する。
この場合、複数の中のどれかに入っていれば正解できます!
正解した受験者については採点対象に含め、不正解の受験者については採点対象から除外する。
この場合は正解率に影響してきます。この不適切問題に正解した人は加点され、不正解の人は除外されます。
つまり必修問題で例えます!
不適切問題が2問あったとすると、
A子:不適切問題2問とも正解。40点/50問題中⇨80%正解
B子:不適切問題2問とも不正解。38点/48問題中⇨79%正解
C子不適切問題1問正解、1問不正解。39点/49問中⇨79.5%正解
このようになってきます。
最後に
何度も言いますが、看護師国家試験は落とすための試験ではなく、最低限の知識が身についているか確認のための試験です。結果発表はこれからですが、受かった方はこれから看護師として頑張り、受からなかった人は是非来年チャレンジしてほしいなと思います。看護はとても面白いですし、働き方も様々です。私もまだまだ看護師として経験が浅いですが、本当に多くの経験をさせていただいております。
既卒者の看護師国家試験合格率は、新卒の結果よりは下がってしまいますが、そんな事には負けず、頑張ってください!応援しています!
看護師国家試験に合格したら行うべき申請について書いたきじがありますので是非参考にしてください↓↓
最後までご覧頂きありがとうございました。
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